祝 日本男子バレーアジア大会優勝!
昨日の試合で、オリンピックの切符を掴むアジア大会優勝で男子バレーの方が早く、出場を決めた。久しぶりにテレビでバレー観戦を楽しんだ。年齢のせいかわからないが最近、異常に集中力が無くなり、ドラマ、スポーツ観戦、読書など同じ行動を持続できない身体になってきた。見ているとすぐ飽きがきてしまう。幼児のような感じだ。特に病的とは思っていないが、人生の円熟味を増し、身体自体が無駄な集中力を萎えさせるような感覚に陥っている。
男子バレーの貴公子、高橋藍が勝負師の目をし、試合中戦っている姿にその容貌とプレイ内容に男ながら感心した。とにかく顔が美しい。そして勝負を見据える鋭利な眼差しもあり、可愛いい少年から大人の色気ある青年に変わりつつある風景に見れた。年頃の女の子なら流行りの推し活に彼をあげてもなんら不思議はない。下手な韓流狐面男よりも遥にいい顔をしている。主将の石川もいい男で彼が高校生から見ているが、その顔面偏差値よりさらに極めた感じがする色男である。
特に身長も著しく高いわけではないが、オポジットの西田と同じように独自のパワーポイントがあり、それが、今大会では発揮された。サービスエースの確率は全選手で一番であった。今流行りのアタックサーブでとにかくサーブが速い。実際、自分のレシーブする構えた腕のとこに来たとしても、セッターに上げることは経験者でも出来ないくらいの難易度である。その化け物サーブをセッターに返すリベロを始め、レシーブする選手も純粋に凄い。そしてその高速サーブをレシーブすべく、後方にレシーバーを配置すると、当然、カーブのように失速したボールを打ち込む。その反応に間に合わず、コート中央に落ち、サーブスエースとなる。そして、レシーブからのバックアタックなど、見ていて実に気持ちいい。前衛のミドルブロッカーが相手のブロックを引きつけるように飛び、その背後からズドンと来るバックアタック。今の男子バレーはアタックされたボールが強力すぎて、反応して取れるレベルになっていない。
その攻撃パターンを作るのがセッターの役目で久しぶりに、深津が巧妙にトスを上げる。それだけ練習して攻撃パターンを作っていかないと世界相手には戦えないのだが、バレーのこの練習量に裏打ちされた攻撃は決まると見ていて気持ちいい。
結局、宿敵イランに3−0のスコアで優勝を決めたのだが、実力はほとんど五分で、攻撃力はイランの方があった。また、大きく羽ばたくようなブロックがことごとく石川のアタックを退いた。両手で締めて完全に一部をブロックするのではなく、ほとんど勘で腕、手を広げブロックするのだが、その片手ブロックが異常に決まった印象がある。あの試合ではキャプテンの石川がブロックされる場面がかなりあり、こりゃ石川もメンタルが凹むなと同情を寄せたが、2セット目のマッチポイントでサーブが石川となり、オリンピックでが逆転負けを決したイタリア戦を払拭すべく、集中しきめろと応援した。ある程度吹っ切れ感があった石川が、ものの見事にサービスエースを決め、このセットをもぎ取った。過去の試合というか今まで観戦した感じでは、今までの日本男子バレーだと取りきれない。デュースにされ粘り負けしていた。そこを取り切り、ガッツポーズも小さく、今までの轍は踏まない成長が見られた。
結局、試合に勝ったのはホーム福岡の開催でもあり、応援と日本男子バレーの気迫があったのだと思う。負けたイランは監督も言うようにミスが多く、点数を狙わないフローターサーブでもミスし得点を与えることも度々あった。拾って、拾ってなんとか繋いでもぎ取った1点もサーブミスで与えた1点も同じ1点でその重要さがイランには欠けていたと思う。
石川は不調ではあったが、西田が相手のブロックを見据えたアタックが結構決まって、深津も困った時はライト西田に上げて望みを繋ぐ作戦に行けたのは大きい。きちんとAパスでセッターに返せれば、ブロックが完成しないミドルブロッカーの速攻が有効であるが、ミドルをあんまり使えなかったのはきちんとセッターに返せない時間帯が多くあったのだろう。きちんとセッターに返せば、レフトが来るか、ライトが来るか、はたまたミドルの速攻か、それとも奥の手、ミドルを囮に使ってのバックアタックかと攻撃パターンはこれでもかと増える。
イランがアジアの頂点にいた頃の日本は、オリンピックが行けるか行けないかのレベルで非常に低迷していた。スター選手がいなかったのもある。平均位身長もようやく190cmを超えるようになったが、相手のイラクは198cmでまだまだ小さい。それでも日本バレーが面白いのは拾って拾って、拾いまくり、最後は根負けで取り切る繋ぐバレーである。サービスエースも強化され、ミドルがもう少し機能すればさらに強くなるであろう。監督もフランス外国人でそのいきなり指示が通訳を通してしか伝わらないとこであったり、そもそもバレーに対する考えが日本とは違うとこのギャップがいいのかも知れない。
強い日本チームがいると見ていて面白い。応援しがいがある。顔もいい、プレーもいい。全日本男子バレーに期待を寄せたい。