MMT(Modern Monetary Theory)現代貨幣理論

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MMTというものを僕なりの理解で解説していきたいと思う。果たしてうまく説明できるか?僕の文章力が問われるかな?(笑)

一般的な家庭で模写すれば一番わかりやすいと思う。齋藤家にはお父さん、お母さん、息子、娘のいる4人家族がいたとしよう。お父さんは家の中だけで流通させる「お金」を子供銀行のおもちゃで購入しておきます。僕も実際に買ってみたけどアマゾンで1300円くらいでした。

子供たちがお手伝い(労働)をすると、肩たたきは100円、玄関掃除には100円、お風呂掃除にも100円とお父さんが決めました。子供たちは子供銀行券を獲得すべく、いろんなお手伝いをしました。そしてその子供銀行券を持ってお母さんのところに行き、ジュースを100円で購入したり、お菓子を100円で購入したりしました。

労働(サービス)の対価として子供銀行券を渡し、それを他のサービス、物に交換できるシステムを齋藤家ではやりました。そのシステムを見ていた隣の馬場さんがそれだと子供たちが率先してお手伝いをするということで、同じように子供銀行の「お金」を使い、お手伝いしてもらったらそれぞれ100円を子供たちに渡しました。それを見た隣の北原さんが同じようにやってみてと連鎖していくとその地域での地域券として子供銀行券が使えるようになりました。

それを見ていた横の自治体がそれはいいということで子供銀行券を流通させました。それを見ていた市町村が真似し肥大化させ日本国全体で流通するさせることにしました。日本銀行券の誕生です。

つまり、あらゆるモノ、サービスを発生させ、その発生させた対価の交換を日本円でやりとりします。みんなが労働したらその対価として日本円を受け取り、サービスの交換として日本円を使う。ここまで理解できましたでしょうか?

そうすると、労働サービスによるみんなの働きでそれに対する指標価値が日本円ということになります。そして日本銀行は日本円を強制力を持った紙として刷り流通させることで経済が回ります。

ってことは日本銀行が労働サービスの対価を日本円でやり日本人全員がそれで納得したとしたら、税金で金を集める必要があるのでしょうか?実はなかったりします。えっ!?と思考停止したあなたは正しい。狐につままれたあなたも正しい。(笑)