HAL-CA

music

世の中の裏側をレポートしてきたが、たまには音楽の話題ということでアステリズムのギタリスト、HAL-CAを書いてみたいと思う。

たまたまだが、彼女は今日、高校を卒業したらしい。おめでとう。ということで天才棋士、藤井くんと同い年なのだとわかった。メンバーは彼女より上なのでこれで平均年齢が19歳くらいであるか?藤井くんと同じように彼女も天才ギタリストである。

まぁ、百聞は一見にしかずのように、ほぼ2年前のBLAZEを見てもらおう。前のブログに載せたので再掲載となるが、画質、音質がこの動画は素晴らしい。そして憑依したハルカのギターパフォーマンスもよく、この映像で初めて彼女の存在を知ったが、レゲェ髪にやや怖そうなメイクが不良っぽい子かなと思ったがステージを降りれば普通の女子高生である。この雰囲気でインタビューもトッポイとミュージシャンにありがちな自分の世界を展開されると思いきや、敬語と可愛らしい声で挨拶するあたりは変な意味でのかぶれがなく見ていて気持ちいい。

2分30秒辺りからセンスのあるギターソロが始まる。ランダムハーモニクスからバッキング、そしてダブルチョーキングで上昇フレーズにアームダウン、そしてハイフレットでのチョーキング、ハンマリング、プリングからの高速スケール、2音トレモロ、アーミングビブラートでのフィニッシュ。

とギターをかじったことのない人には意味不明のプロトコルで書いたが、ロックギターを触った人間にはなるほどと言う解説。

これが16歳、高1の彼女である。実際、YouTube動画で見ればわかるが、並ならぬテクニシャンのギタリストが世界には山のようにいる。その中でよほど上手な男より指は動いていて圧巻とするシーンもある。単純ですぐ感化された俺はすぐに下北沢の小さなライブハウスに足を運んで実際に聴いてみたが、ギターそのものの音もこだわっていて非常にクリアなディストーションサウンドであった。そしてライブ終了後は爆音で高音がカットされて聴こえるツンボになったことも記そう。それから再びチケットを求めるのであったが、例の世界同時コロナ祭りの広がりにより彼女の公演が知る限り全部中止になった。

今年はコロナ祭りが落ち着いたら本拠地である福岡まで押しかけるつもり。そんで少しキレイになったハルカちゃんを応援しつつ憑依の口元を見てやろう。