大阪周遊

diary

この非常事態の最中、時間もあるので大阪へ直感で行ってきてしまった。行くかどうか迷ったが、前日でも飛行機を取れるというパフォーマンスがあったからだ。もちろん、普通の日でも行く気になれば行けるが、予約日数が少なくなると跳ね上がる飛行機価格にあえて行く勇気はこっちにはない。しかし、ほとんど1ヶ月前の予約並の料金で行けた。成田空港は異常な人の少なさで、故意に人を遮った映画撮影のような閑散とした空気があった。

発着本数も一日1便と空いてるせいもあり、ディレイが当たり前のジェットスターには珍しく定刻以内で発進できた。当然、他の飛行機もいないので、いつもの離陸で順番で飛ぶ待機もなく、悠々と大空へ飛び立てた。そこが非常事態のいいとこではあった。

調べると7年ぶりの大阪であった。インフラと人口の割合がちょうどいいと感じていたが、確かに通勤以外の時間帯は電車自体が楽々空いて座れる。過密東京から見れば異常に人が少なく感じる。もちろん大阪も非常事態宣言都市なので20時以降の街並みは寂しくなるし、いつもの活気はない。

駅近定番の素うどん、素そばは200円の定価と相変わらずの安さで、食は明らかに東京より安い。たこ焼きを食べたが、さすがに本場のたこ焼きは中ふわふわと鰹節、海苔、マヨネーズとトッピングも豊富であり、いろんな追加メニューも出来るのだが、素人の僕は店主に任せる感じ。

移動しやすく、飛行機代は安く、宿も安く、混雑もなし。確かに異常事態ではある。それでもお店は限られた営業時間で運営され、人々も完全に停止しているわけではない。娯楽という日常を政府・自治体から奪われたというのが本当のとこであろう。補助金の申請よりも普通に商売を営み生活していきたいのがほとんどの日本人の感性であろう。水面下でトランプがどう動いているか分からないが、トランプの復活がこの非常事態を収束に導いてくれる。Make America Great Again!と同じようにMake Nippon Great Again!を忘れ去られた日本人の精神に呼び戻す時期でもある。日本を取り戻すことはアングロサクソンの拝金成果経済強制物欲主義ではなく、江戸時代の庶民の暮らしである。そこには共存共栄という日本人古来の世界に冠する文化があり、その日本を取り戻せば普通に幸せになる日本が来る。それにはやはり出鱈目日本社会の解体が必要になる。そして強きリーダーの存在が。