東京オリンピック中止決定
元博報堂、ジャーナリスト本間龍氏の情報により東京五輪の中止が決定されたと知らされた。東京の感染が落ち着いてきたので、「もしかしてやれるんじゃねぇ?」と細やかな期待もあったが、オリンピック大本営ヨーロッパの感染再拡大により中止を余儀なくされたのが実情である。一月万冊清水氏のYouTubeを見ていてこの情報が露わになり、アンダーグランド的に広がりを見せている。
このコアな情報を何気に客に伝えると、やはり驚き困惑しながらも何故タクシードラドライバーが知っているのだ?と質問する客もいた。単純に客よりも僕の方が情報をキャッチするアンテナが高いだけである。もっと単純に言えば一月万冊のチャンネルを登録していただけだが。
清水氏と本間氏がネット会議で対談する内容をYouTubeで流しているだけだが、対談内容が風刺するものが多くかなり笑える。利権オリンピックと囁かれ中止万歳と叫ぶ輩も多数見られるが、僕はこの大会に全力で取り組んできたアスリートの心の絶望を感じずにはいられなく、本当に気の毒に思ってしまう。受験勉強を必死にやり試験の目の前で大学入試中止決定と通達された受験生の心情に例えると、より分かりやすく届くかもしれない。
対談で清水氏が「責任者出てこーい」と連呼する場面が多々あったが、今の日本人にこの責任を取るという気構えも覚悟もある人間は99.9999%いないのが悲しい現実である。僕の記憶で最近、責任ある行動を感じたのは石原軍団が映画撮影で事故を起こし謝罪した事件くらいか。それ以降、見事に責任を取り引責辞任した人物なり組織を見聞きしたことがない。調べたら2003年のことであった。
多額のオリンピック費用を嘆く人間が多いが、僕は然もありなん的な感覚である。1兆円超のコストは支払われ、さらに中止の裏で予算を使い切る利権悪代官はいるであろう。しかし2兆円かかったとしても国民一人当たり2万円弱である。その国民負担2万円でオリンピックにまともに携わる代表的な建設会社は現実に建物を残しインフラも整備され、後世に残した物は意味のないものではない。そしてあらゆる業種に金が流れ経済としての血の循環を施した功績はある。元れいわ新撰組の大西つねき氏は無駄はお金ではなく人の時間であると説いた言説が思い出される。
勘違いの日本経済復興の淡い期待は破れたが、明日死ぬわけではなく、水道、電気、その他のインフラが使えなくなるわけでもなく淡々と人生を送れる土壌は継続できている。この当たり前の日常に改めて感謝し、これから来るドル崩壊、新基軸通貨不況に覚悟を決めるだけである。改めて郷原弁護士の言う2024東京パリ合同オリンピックに期待をかけ、妖精スイマー池江璃花子の復活を祈ろう。
追伸:死に体、森元首相を銀座で見かけたことがあった。森がハイヤーを用意していたので接待であろう。その時見た森の半分棺桶に入っている表情に、この人はオリンピック開催だけで延命している人なんだなと感じた。バカ息子はポアされ果たしてこの人の人生が幸福なのか?とも考えた。一部スポーツ紙は本間氏のスクープを伝えているが、テレビ、主要メディア、新聞は黙りを決め込み、大型利権代理店の電通のご機嫌を伺っている。潰さなくてはならない会社にこの電通がある。もちろん放送法を守らないNHKも解体されるべきだ。新国立競技場で病魔から復活した池江璃花子が痛々しく東京五輪オリンピックの宣伝パンダに登場し、そのプロパガンダに怒りを覚えたが、池江璃花子の兄は妹の知名度で電通に入社できた経緯を知った。それじゃ、断りきれないなと見えない舞台裏を見せられ、これが現実なのかとため息が漏れた。