Qrio Lock

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マコなり社長動画を見ているとこのQrio Lockというのがあり、社長の説得力ある演説に衝動買いをしてしまった。

早速届いたので説明書を読み、設置してみる。それにしても老眼が進行して説明書も老眼鏡が必要になる。いかに若い時代はこの眼鏡をかける時間がなかったので楽であったか老化してわかる今日この頃。(笑)

本体は思ったより軽く、高級感はない。黒い塗装が一見の高級感を与えてはいるが。旧機種はシルバーであったので大幅なイメージチェンジは図られてある。レビューを見ると両面テープによる設置なので剥がれ落ちるという投書もあった。そのため、新機種は旧機種より120グラムほど軽くなっている。

鍵解錠のレバーの厚さを3つあるアダプターから選ぶ。ミドルサイズの厚みであったのでそれを本体にセットする。次に玄関に出向き、本体と鍵とのスペースを確認し、これまた「なし」「厚み」「さらに厚み」のアダプターをネジによって締め上げる。これは「厚み」が合った。次にセットしながら、鍵を回すレバーとの距離を確かめ、できるだけしっかり回せる奥の状態にネジで調整し締め上げる。次に本体へ3Mの両面テープを取り付け、正確な位置に2分間連続で押し当てて固定させる。これがいい加減だと剥がれ落ちてくるので気合で押し付ける。意外にこの2分が長く、軽い筋トレとなる。次に玄関枠にセンサーをこれまた帳面テープで設置する。これは軽量なので適当に押し当てる。次に本体と解錠レバーにあるブルーテープを剥がし、設置確認してみる。ブルーテープを剥がすと、レバーと本体との遊び部分が増え、より軽量に回せる配慮がある。次にアプリをダウンロードし、いよいよ本体との通信設定である。これが近距離過ぎるとエラーが頻繁にあり、ある程度離して設定しないとうまく出来ないことを学んだ。何とか設定を終えたが、解錠と施錠の位置が逆転して設定してしまい、これまた一からやり直し設定してみた。

とりあえず、起動して、何とか施錠・解錠出来ているが、まだハンズフリー解錠がうまく出来ていない。オートロックとスマホによる施錠・解錠はできるようになった。

テスト中に鍵を握りしめ、テストしたことも付け加えておく。仮に何かの間違いで勝手に施錠され本人が家に入れないアクシデントを防ぐためだ。それこそ海外ホテルの宿泊で笑い話になった「Key inside,Me outside」になってはたまらない。

マコなり社長は「無駄を極力避けたい症候群」なので、人より時間を有効に使おうとする経営者的発想なのでこういったアイテムを導入してくるのであろう。でもよくよく考えてみると一日1回外出すると施錠・解錠には365日×2で730回の動きが必要となる。それを5秒の時間でこなすと年間1時間の節約となる。また、別のアイテムを追加購入すれば、子供の帰宅時間とかもスマホで管理できたりする。いよいよネットを通したホームセキュリティーが SECOMに委託しなくてもできる時代になったのかもしれない。

帰宅後、自動に施錠してくれるのでその時間も短縮でき、「ウィー」と鍵が閉まる感覚は先端を行っているという小さな幸福感がある。まぁこれもすぐに薄れるであろうが。