都知事選 前夜
まもなく都知事選の広報活動も終わり、明日に迫った投票に神のみぞ知るところまで来た。山本太郎始め、関係者の尽力にはお疲れ様でしたと言いたい。新都知事に就任できれば、それはそれで非常におめでたいとこであるが、仮に敗北を喫したとしても、善戦した都知事選であったような気がする。あそこまで街頭演説で人を集められる人間は他にいない。音楽ではなく、言葉のパワーで魂を揺さぶられることがこの二週間で何度もあった。涙腺を緩くした瞬間も何度もあった。ヤマモトタロウの叫ぶ魂の言葉が胸に刺さった。もう無関心ではいられない。自分ファーストで日本をぶっ壊す政治家を退場させなくてはならない、みんなの民意で。
阿佐ヶ谷で行われた作詞家の湯川れい子の応援演説もよかった。彼女は既に山本太郎の曇らない光を政治家当初から見抜いていた人であった。さすが。
明日は早朝から選挙に行こうと思う。自分専用の鉛筆を持って。そして面倒を避ける普通の日本人としてマスクも着用していく。結局、マスクによる呼吸困難は太郎の秋葉原街宣の時と明日の2回になる。余談で日本でおそらく唯一と言っていい、日本小児科学会がマスクの有用性のなさを記述している。そしてむしろ危険であるとの警笛も鳴らしている。こういったまともな情報が庶民に届かないとこに、日本の抱える政治・マスコミの病理がある。