食糧問題
ふと、この食糧問題が頭をよぎり、最近の更新もおろそかにしていたので書いてみる。日本の食料問題が時々、食糧自給率の数字を用いて、マスコミ伝家の宝刀「危機意識」を庶民に植え付け、視聴率と発行部数を増やしている。マスコミが報道している内容が本当かどうかまるで疑わない日本人の多くは「そりゃ大変だ」とニュースを見て、簡単にマスコミに誘導されてしまう。その件について、今の自分の頭で考えている内容を書いてみる。
日本の食料自給率の低さは何ら、日本人の生命を脅かすものでない。なぜなら、江戸時代は鎖国で十分日本人は生活していたので、仮に鎖国が復活したとしたら、昔に戻ればいいだけ。主食料である米を復活させ、やたら田舎にある休耕している田畑を復活させればいい。流石に食料自体が死活問題になれば、日本の技術力とマンパワーで一気に全国の田畑が息を吹き返し、食料自給率も見違える上昇を果たすはず。今の輸入食品の多さは、食料自体余っている国が、どうか買ってくださいと懇願され、それではと日本の技術とお金の交換をしているだけだと僕は単純に思う。石油にしても、黙っても噴出してくる石油を自国で蓄えても消費が追いつかないし、そもそもその掘削している機械はほとんどアメリカ、ドイツ、日本製であろう。その機械の提供なりメンテナンスをやめれば一気に生産量は落ちるような気がする。メンテナンスの部品も産出国では生産できないであろう。その貿易側が出来ない技術を日本は提供することができる。そして世界中に日本の金を援助している日本が世界から孤立するであろうか?同じように食料産出国も日本への輸出を控えるであろうか?それはないと断言できる。
オーストラリアの石炭掘削施設にしても日本の機械を導入しないと、安価に掘削できないらしい。国際価格に適合するためにはいかに安く掘削し市場に供給できるかにかかっていて、オーストラリアの自国開発では掘削に金がかかり過ぎて無理らしい。よって、世界の資源機械はアメリカ、ドイツ、日本の三カ国だけだとか。自動車の世界シェア率に比例している。
安い牛肉も食べれなくなるし、小麦のパンも供給されにくくなる、もし鎖国したら。それでも最低生活エネルギー供給能力は背水の陣に陥れば日本はなんなくこなせると楽観している。そんなバックグランドを考えていると、日本の食料危機が訪れる可能性はあるのか?ないとは言えないかもしれないが、まずない。そんな気がする。
フリーエネルギー世界がそのうち現れ、そのエネルギーをいかんなく使いこなせれば、食料問題も解決されよう。そのフリーエネルギーを食料生産に変換する技術そのものも、やはりアメリカ、ドイツ、日本が先端を行くであろう。よって、食糧問題は日本には登場しない。