DIGA DMR-4W100

diary item

価格コムを徘徊中にブルーレイレコーダーのページにとまり、いずれ欲しいいと思っていた4K放送対応のレコーダーを秋葉原まで買いに出かけた。1日待てば玄関先まで配達していく世の中だが、あえてウォーキングをこなす目的もあり、電車で出かけた。

秋葉原の店舗配置は自分にとってメッカ(聖地)なのでだいたい分かる。そして購入しそのまま戻って家の配置に移る。そう言えば、親父がちょうど40年前にこの秋葉原でパソコンを買い、グリーンディスプレイパソピアを買って戻ってきた。当時でも配送はあったであろうが、好奇心をくすぐられ、あえて秋葉原まで買いに行った気持ちが少しはわかる。レコーダーでも手で運ぶには重いのに、当時どうやって電車で運んできたのだろう?結局、親父が買ってきたパソコンはほとんど僕の自己啓発のような機械になり、朝までプログラムを打ってゲームを楽しんだ。当時はプログラムを入れる苦労、動く幸福という二点セットであったので、嬉しさも倍であった。

なんて回想にふけってみたが、壊れたわけではなく入れ替えなので、そのまま電源ケーブル、アンテナ線、HDMIを差し替えれば終了。驚きの画面かと期待したが、最初見た映像はやたら荒く、前の方がいいんじゃない?って疑心暗鬼で繋いでいたが、少しずつエージングがすみ、次第に綺麗に映るようになってきた。機械は電源直後は本領発揮できない。前に繋いだUSB-HDDを繋ぐのだが、別物と認識され、その思い出の映像が再生できない。著作権のようなもので、最初に撮ったレコーダでないと映らないシステムのようだ。おそらくプロテクトを外す方法はあるであろうが、その元気も気力も老化のために出ない。すぐ諦めの発想が出る。まぁ、いつか見ようと思っていたものだが、最近はドラマを1時間見続ける集中力もなくなってきている。WOWOWも飽きてきたのだが、いよいよWOWOWも4K放送開始と4K放送に注力している放送会社はNHKしかないので、その他の選択肢での興奮を感じようと。

BSカード番号を新しいACASカード?番号にネット上書き換え、なんとかBS分は映るようになったが、肝心の4Kはまだ映らないでいる。設定してから放送を30分くらい受信していなかったようだ。作業をしていて、こういったパソコンを操るスキルがないと全然先に進めない世の中になってきている。日本語の読めない3分の1の日本人は繋がらない電話サポートを長時間待ち、地道に対応しているのであろうし、そのサポートでも分からない人間はそもそもこのような機械を購入していないかとも思えた。

まだ、本調子ではないが、少しずつ対応してみる。そう言えば、2020オリンピック開催をきっかけにテレビの新しい未来をみんなで感じ合うはずが、このコロナ祭りでその隠れた意義さえ、全く見えない世の中になっている。それでもトランプの勇気により、新しい世界が来ることは喜ばしい。人間はすぐ忘れるので、そんな時代もあったよねと来年の桜には笑って宴会できればいいな。