24 Hours of Le Mans Virtual
トヨタのTS050がル・マン24で初勝利して2年が経過した。当時、PS4のグランツーリスモスポーツで同じように走り、コースを100周はしたので、コースの概要はよくわかっているつもりだ。ニュルブルクリンクよりコース幅があるので追い抜きもしやすく、確か一般道も一部コースに組み込まれてある。
今年はコロナウィルスに全世界が震蕩された為、スポーツ中止が相次いだが、今年のルマンは現代のインターネットテクノロジーとレースソフトウェアの進化によりバーチャルな大会が本日実施されている。物理エンジンがいきなり空回りとかの設定以外はタイヤ摩耗によるグリップ低下、ガソリン消費等のリアルなパラメーターが組み込まれているので、かなり本物に近い感じで走るであろう。グランツーリスモ開発者の山内一典の尽力も大いにある。
このレースの出来具合によっては中止のF1とか、他のモータースポーツのヴァーチャル化も検討されよう。2次元の平面空間を自在に走るのだが、将来的には縦方向の次元も加わり、3次元の移動も可能になるであろう。3DになるとVRもこれまた酔うんだな。まぁ、酔いも慣れであるが。