10 BABYMETAL YEARS
WOWOWのBABYMETALの映像を見直してみた。今日も10周年の特番で過去放送されたライブ映像が流れていて、今日のブログの題材はBABYMETALと決めた。
彼女たちを知ったのは2014年の後半だったと記憶している。少女時代、2NE1の韓流ブームが去って、今度はどこに向かうかと何となく思いながらHMVのCDショップに入って徘徊している時に、例のナカミチのCD視聴があり、そこで初めて彼女たちの曲を知った。
重音部があったように、これは低音の効いたメタルだなと多少の驚きを感じながらアルバムを買いハマっていった。この驚きを知人の先輩に伝えるのだが、「少女3人組に何をハマっているんだ?」という冷淡な反応を最初は示されたが熱心にビデオクリップを見てくれと懇願し、「わかった、YouTube見てみるよ」と言って、一週間後。「ギミチョコ!」で覚醒された先輩知人が興奮気味に電話してきた。「こりゃー凄い!」と僕は対して衝撃を覚えなかったギミチョコ!に感化されたらしい。外国人に大いに感化させた曲でもある。YouTube再生回数を今見ると1億3千万回数で先日驚いた少女時代のビデオクリップ並に驚異的な数字を叩き出している。原点でもあるこの曲。
感化させた勢いですぐさま、チケットを探したが、幕張はすでに開催中で、次に期待とスケジュールを追った。年明けさいたまスーパーアリーナで公演がある。すぐにプレイガイドをあたったが既にソールドアウト。いやいや絶対見てやると意気込みも新たに、Yahooオークションを狙い、その意気込みが天に通じたのか、定価より多少高かったが手に入れることができた。
早速、洗脳した先輩と行き、ライブではおそらく初めての全席ソールドアウトの現場を目の当たりにした。実際はどこか空いていたかもしれないが、僕らの席からは全然見えなかった。(久しぶりに全然という副詞の次が否定文と日本語の文法にそった言い回しになった、関係ないけど)
さいたまスーパーアリーナは少女時代を生で見たり、縁起のいいホールでもある。けっこう前、後ろの段差があり、講義の聞きやすい階段教室のようなホールである。また音響もいい感じがする。
そんな興奮から6年の歳月が流れたが一発屋とかではなく、今でも現役で活躍しているのが嬉しい。YUI-METALの脱退はあったが。初期のライブはサンプリング再生で、ガイコツマンがバックで演奏もどきをする映像であったが、しだいに神バンドというスタジオミュージシャンが生演奏してから世界に羽ばたいていった。
流石に何回もライブ映像を見返す勇気も元気もないが、たまに見る彼女らのライブパーフォマンスは日本人の几帳面である原曲を忠実に再現し、その再現ぶりが決して手を抜くものではなく、常に120%演奏しているパワーが彼女たち、バンド、そしてスタッフからも伝わってくる。ステージ模様、オープニングムービー、照明、機材、音響とまさにMade in Japanクオリティで展開され、その圧倒的パワーがこのバンドを世界的なバンドにのし上げていた要因であるのが分かる。
コロナが収束したらまた観ようかな。YUI-METAL推しの先輩は熱が下がったみたいだけど。