長安二十四時 热依扎
热依扎 レイザ 北京出身34歳。
WOWOWドラマ「長安二十四時」に檀棋として登場するのが彼女。横顔が美しく鼻が高い。
最近、WOWOWドラマも根気よく見続けるのが難しくなってきた。要は飽きてきたとも言える。何でもそうで、ある時期は夢中になるが時間が経過すると、少しずつその情熱が薄れていく。そんな感じである。その中で唯一見続けているのがこの中国ドラマ。
唐の時代の長安をモデルにテロリストから24時間で守るという政治絵巻で、１話ごと時間が進んでいくのだが、単純計算でドラマの時間24時間、実際の時間24時間と、ほぼ同時進行していく。途中、出演者の回想録時間があるため、進まない時間もあり、その辺りで長い進行形式となっていて、見終えて、ほんと一日しか経っていないの？という徒労感に襲われるのは間違いない。（笑）
ドラマのセット、小道具、衣装とその唐の時代を反映すべく、かなり緻密に再現されてあり、こんなに色彩豊かであったの？と思われる面もあるが、中国無制限製作費もあり、NHKの大河ドラマ以上にセットも豪勢になっている。その緻密な映像から、中国経済の底力が見えてくる。高度な編集が要求されるドローンからの空中撮影から徐々に近づき人物のアップまでくる撮影までは見事な出来になって感心する。「義」という言葉が忘れ去られた中国に再度「義」を持ち込む政治的な裏意味あいもあるような気がする。
死ぬか生きるかの瀬戸際内政を指揮する習近平、香港の謀反江沢民派を強行法律でねじ伏せ、世界覇権を狙う習近平。アベノマスクをしてるか、してないかという超低次元で政治を行なっている日本政治とはまさに雲泥の差で命がけの政治を行なっているのが習近平とトランプなのである。中国アプリは確実に中国サーバーに管理され、「習近平の母ちゃんデベソ！」なんて言ったのなら、中国引渡し条例が慣行されている国に入国したら即逮捕というくらい恐ろしい法律が香港国家安全法なのである。中国製のZoomであったりTikTokは確実に個人データが流出されるシステムになっていよう。Apple、マイクロソフト、GoogleなどはアメリカのNSAサーバーにしっかり管理され筒抜けになっている。でも大丈夫、丸腰外交と思考停止で危機すらわかっていない、おめでたき人が日本人であるから。（笑）