読書する子は〇〇がすごい

book diary

休暇を利用して山形、仙台へ行ってきた。休暇といっても自営業なので、行きたい日に出かけただけだが。この辺りの時間の自由度は自営業の強いとこでもある。納税にしても強いか。

そこでいつものように書店を徘徊し、タイトルの本を見つけた。最近、読書する効能がひしひしと分かってきて、自分の感覚で他人も理解していたが、実はサラリーマン平均勉強時間7分の現代では、読書する人間とそうでない人間との差はまさに雲泥の差がある。ツイッターという限られた文字数でも中身を理解できていない人間は数多くいる事実をホリエモンなどの動画で理解してきた。その文章読解能力が最近の課題になっており、高校では実用文の授業まであるという。規定、マニュアルなどを理解できない人間が多数、社会にいることから文科省などがこの無味乾燥感動なしの実用文の読解に注視することになったと記されていた。

山形では30年ぶりの小学校同窓会を開催した。言い出しっぺがいないとこういった集まりはできなく、リーダー的幹事が指揮して初めて開催という運びになる。誰かが発信するまで待つ姿勢ではこういった同窓会は出来ず、三途の川を渡ってから同胞に会えるという物語が出来上がっているので、自営業の強みを発揮し、各人の休みを考慮し、今のLINEを使い、なんとか無事開催を終えることができた。サラリーマン時代に部長から言われ、こういった場所の予約、調整をやってきた経験から、ある程度、みんなが集まりそうな日を決めたら、一気にこの日開催するから参加しろ的なメッセージを発しないとそれぞれの諸事情を考慮し決めていくとなると膨大な時間と手間がかかる。そんなんで一気にこの日やるから来いとメールした。こういった幹事を経験していくと幹事はリーダーではないと務まらない感覚が芽生えた。自分で自分のことをリーダーと持ち上げるのはいささか抵抗があるが、実際そうだと思う。苫米地英人の「脳のクロックサイクルをあげよ!」を自分なりに実践してきたおかげで、即決即断ができるようになった。

話しを戻すと、文章を読むことはかなりの労力が伴うので、その労力よりも読書の楽しさをどうやって子どものうちに体験するかが、その人の読書人生を大きく左右する。幼少期の頃覚える語彙数にも関係するので、親の子供への接し方でも大きく変わる。そんな事例をいろんな角度から統計学も用いりながら解説してあった。文章自体は大して難しくないので、半日集中して読み終えた。これから子供を持つ親が一読するのがよろしい。近所の乳飲子の母親にやろうと一瞬考えたが、読書する習慣のない母親だと馬の耳に念仏という危惧感も同時に覚えた。

結局、読書を楽しいと思う親が子供に接しないと、なかなか読書する習慣は養えないのかも知れない。小学生時代、図書館に連れて行ってくれた母親の行動が今の読書好きになっているのだと知ることもできた。