維新と参政党
結論から言うと、これらの政党は自民党の補完勢力であり、野党ズラした自民党なのである。よって、日本国民の全体の幸せなど全く考えておらず、保身と自分さえ良ければという、今だけ、金だけ、自分だけの小狡い政党である。
参政党の初期発足時はれいわ新縁組と同じような、草の根政党的な見方ができ多少の期待感はあった。若手政治YouTuberのKAZUYAを始め、篠原丈一郎、松田学などある程度彼らの言動を見てきた自分としては新たな光のある政治団体に見えた。しかし、ある程度時間が経ち、異常なまでの政治資金の潤沢さに違和感を覚えた。パーティー券、セミナー開催費などを集め、それを投資会社に充て資金を拡大してきたと聞く。それにしても山本太郎が草の根運動で、なんとか政党助成金を貰える位置まで漕ぎ着け、そして地道な街頭演説でなんとか党の体裁を保っているのと対照的に、参政党の異常な躍進ぶりはおかしいと思うようになった。久しく参政党のメンバーを見ていないと検索するとKAZUYA、篠原丈一郎は既に脱退しており、その経緯をKAZUYAは陰謀論を盾に説明していたが、ある勢力に完全に乗っ取られたという見方をしている人もいたが主格犯である神谷宗幣がジャパンハンドラーズのリチャード・アミテージと和かに握手をしている写真が出てきたとこから、こいつも売国奴だと一瞬で判断出来、そのきな臭さに違和感を覚えたKAZUYAが脱退したのが本当のとこであろう。小池百合子が今、世界を賑わせているウクライナ侵攻のシナリオを練るジョージ・ソロスと同じ風景である。共に和かに会談写真を載せている。そして共にこいつらはジャパンハンドラーズの筆頭株主でもある。
尊敬する武田邦彦氏が賛成党の客寄せパンダとして老骨に鞭打ちながら街頭演説をさせられている風景には何とも言えない脱力感がある。武田邦彦、松田学など両者のYouTube動画はよく見ており、彼らも神谷の罠に引っかかった印象がある。YouTuberのドイツ在住メイコが批判的な参政党の動画に対し危機感をあえて一方的な決めつけだと反論する風景が逆に悪者である片鱗を見せている。
結局、賛成党は自民与党と対立する野党構造を見せながら、実は裏で繋がっていて、自民のやりたがっている憲法改正に前向きな売国奴政党である。まさに維新の東京版でもある。
れいわ新撰組の大石あきこの生き方が好きで最近、彼女の自伝でもある「維新嫌い」を読んでみた。そこの中に橋下徹によって先輩上司が不遇の自殺を図ったことが記されてあり、その橋下徹という絶対的な権力者の前に間接的に殺された内容があり、この事から、単純に橋下徹の知事就任演説での謀反での確執ではなくさらに深い憎悪があったのだと知った。過労死とかの責任感からの死は同じ日本人として背景が分かる。まぁ、気ままな自分はそのプレッシャーの前に「一抜けた」といういい意味でのフットワークがあるからそうにはならないが。
そう怒ったとしたとしても、これから行われる参議院選挙でも体制は変わらず、自民・公明の与党が勝利し、その陰で野党である小数野党の勢力が若干変わるだけである。シナリオ通りに進んでいくのが今の日本選挙。創価学会の管理下にある選挙管理委員会がお決まりの不正をするのは明らかで、出口調査では、厚顔無恥の竹中平蔵のパソナが決まりきった開票速報を読み上げ、政府大本営専属情報処理会社NHKが開票と同時に当選確実を報道するであろう。テレビ朝日の党首会談でN党の立花氏を強制封鎖したことだけが、多少の笑いにはなるかな?訴訟の準備もしていることだし。
選挙に行っても政治は変わらない。そんな無力感を覚えながらも僕がやることは政府からの圧力に自己防衛していくだけである。