混迷 れいわ新撰組

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大西つねき氏の除籍、離党問題が都知事選後に勃発し、混迷を極めるれいわ新撰組。れいわ新撰組を潰そうとする政府自民党専属サーバー管理会社が「命の選別」をキーワードに炎上させ功を奏した感じがしないでもない。

自民党が長く政権を担える理由に政党理念に固執しないとこがあげられる。要はいくらでも空気を読み固定した政治理念はなく、仮にあったとしても、そうでしたっけ?と知らばくれて、適当に流し、物議がかもされないように逃げる秘策である。時間が経過すると「水に流す」「すぐ忘れる」日本人はその整合性について、突き詰めるということをしないというか出来ない国民性がある。多分、アングロサクソン人あたりは整合性の違いに敏感であり、言ってることとやってることが違うのであれば直ちにその真意を攻撃できる知能があるように思える。しかしれいわ新撰組は日本人の日本の政党である。山本太郎党首が折り紙付きの真面目政治家であるので、このような除籍という処分になった。N国の立花孝志が「どんな人も日本の社会から排除しないと言っているのに、自分の党から排除するのが全く理解できない」と発言された内容は確かに一理ある。

自民党の出鱈目政治を目の当たりにして、筋を通す政党であるということは自分を含め、ある程度わかった人間ならそうパフォーマンスするのは必要だが、7つの公約を全くというほど達成せず、なんの仕事もしていない小池知事が当選する現実が今の日本の民度である。その程度の民度の人間たちに、あえて整合性を見せる必要があるのか?というのが僕の率直な感想である。多少炎上しても「大西さんだって人間ですからたまに失言もあるんじゃないですか?本人も反省してるようですし、今後は発言に気をつけてもらいます。それじゃ、僕も忙しいんで。」くらい言って煙に巻く技術も山本太郎には必要であるな。

都知事選挙で僕は燃え尽き、そして360万票という、組織票、利権標以外で小池を選んだ都民に正直、政治は変わらないという絶望感に襲われた。また、授業料1年免除プラス10万円給付のアナウンスも届いていないのか投票しない無関心若者のあまりの多さに閉口してしまった。

来年のオリンピックは間違いなく中止され、延長負担金が電通を始め、自民党支持企業に流れていく。何にもしていない政府自民党のコロナ対策に33%支持だって。マスク2枚と10万円で。第2波が猛威を振るう直前にこの世論調査。ここまで出鱈目が続くと「バカは死ななきゃなおらない」って気になる。当然「バカ」というのは自分を含めた国民である。