汚職

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河井夫妻問題を頭の整理も兼ねて書いてみる。高評価の高かった僕の書いたヤフーニュースのコメントであったが、真実に近いものを評したため、あえなくコメント削除の言語統制にしかれた。言語統制されること自体、逆に考えるとそれが正しいことである。正しいがゆえ言語統制を管理する人間は不都合な真実なのでそれを抹消することになる。

河井克行はWikipediaにあるように、おおよそまともな国会議員ではない。スピード違反揉み消し、高圧的な態度などなど、おおよそ法務大臣から180度離れた人間である。その馬鹿がどうして法務大臣になれたのか?それは故安倍晋三に忠誠尽くしたポチであったので、故安倍晋三の唯一の取り柄というか長所は義を重んじる人間であったから、克行のような出鱈目な人間でも、官職を与えてその義に報いることをしただけ。大臣を辞めた、出鱈目国会議員の列挙を見てもわかる。適材適所ではなく、いかに自分に忠誠を尽くした人間に大臣なりのポストを与える。まさに職権濫用の極みが安倍前首相人事である。法務省の役人も克行の就任で、どれだけ心労をかけたかが容易に想像できる。

そして同じ自民党内にいる、安倍晋三に敵意を表す溝手議員を落選させるべく、刺客として登場したのが河井案里である。郷原弁護士の話では、もともと議員に立候補するつもりもなく自分の趣味を充実させようとした矢先に、旦那克行からの半強制的な進言により立候補を決めた。要は、安倍人民党が政治資金などいくらでもバックアップするから嫁を候補者とするように強制されたからであろう。克行もポストをもらった恩人に仇は返せない。

そんで、広島自民党本部が二分され、1億5千万の自民党本部の金が印刷代として二階から承認を得て流れ、ご覧のように、袖の下大作戦で案里が当選とする運びとなった。煙たかった溝手議員を落選させた安倍自民党本部の明らかな汚職である。

河井夫妻としては安倍晋三マジカルパワーの恩恵で検察も起訴せず、贈賄の汚職を敢行すべき出鱈目を堂々と行った。この裁判では克行が政治資金の裏側を語り、自民党本部の糾弾を起こす訴訟であると郷原弁護士は鼻を荒げてみたが、結局、なぁなぁな検察が安倍上級国民に刃を向けたのならその後の出世が危ぶまれると矛を納めることになった。桜の会疑惑では、どうしたら不起訴になるのかわからないアクロバッド的な判決を言い渡したが、これは既に安倍晋三がポアされてこの世にいない、被疑者死去により不起訴ということを行っただけだが、表ではまだ影武者なり、クローンが生きているのでこういう判決になったというのが本当のとこであろう。

そして、弁護士を全て解雇し、全面対決を目論む河井克行の急な態度急変に郷原弁護士も肩透かしをくらった感じで解説していたが、これも河井夫妻ポアにより、代役が努めたのに過ぎない。スピード違反を国会議員という職権濫用で警察に圧力をかける人間が「万死に値する」と至極真っ当な謝罪の言葉を口にするか?また、武田邦彦は法務大臣でありながら法を犯すことは、絶対にやってはいけないことで、この罪は万死に値するとは言ってたが。影武者はロンメル死ということで、最後には立派に罪を認めて現世から消えるという筋書き。

そしてその罪を認めたことで収賄側がどう処理されるのかが面白いとこである。菅首相もわざわざ文章で、河井夫妻政治資金援助は自民党本部公認であると、二階が肌寒くなるように仕向けたのは笑える。議員辞職するまでに血税は流れていると激怒する一般の方々がおられるが、克行は至極犯罪者であるが、妻の案里はある意味、安倍晋三の政治パワーに操られた被害者である。