桐生一馬

diary person

ゲーム「龍が如く」の主人公として、極道の鏡のような人物として描かれているので、熱心なファンはもちろん、一般人、そして本物の極道にもその名は知れ渡っていると思う。

龍が如くは4シーズン目からやってみたが、いつものように途中から進めなくなり、いつの間にか諦めて終わるパターンが続いている。かなりのストーリー性を持ち込んでいるので、構想作家は相当、知恵熱を出しながらシナリオを描いているに見える。

そんな中、ご丁寧に全プレーを動画にしてYouTubeにあげている猛者たちのおかげで、映画を見る感じでゲーム内容を楽しむことができる。もちろんプレーしたい人にはネタバレなので見ないであろうが、僕のようなプレー自体には対して興味がなく、その先の伝説の極道「桐生一馬」の生き様を見たい人には打ってつけの動画であった。

たまたま見た広島編がハマり、ほぼ半日という長さの動画を何回か分けながら見てみた。下手な映画より泣けるシーンもあり、今の忘れ去られた日本人魂というか大和魂を確認できるものである。その主人公の生き方、道徳、義理、人情などが凄まじく、今の腐った日本社会ではより一層のコントラストを放ち、ヒーローとしての生き様をアニメを通じて描いてある。シナリオも完璧で、ケンカのシーンはよくあるが、その言葉も胸を刺す。

ゲームアニメであるがその造形は年々進化し、下手なアニメより精細に描かれてあり、ある意味笑えるくらい怖い。その芸能人をモチーフとしたキャラの声優もその人自身が行ってるでそれもかなりのリアリティがある。ここまで来るとアートの世界である。

たまたま、このゲームである主人公の生まれた歳と自分の年齢が一緒なので、桐生一馬の生きている時代に自分は何をしていたかなとか?と回想的に考えたりもする。最終章ではおじいちゃんになった桐生一馬を娘の遥が見舞うシーンがある。そこで登場する白髪も混じった桐生一馬に哀愁を感じる。その極道の生き方としての見本でもある彼が、周りのみんなから尊敬、慕われるのには、分かりきっているが泣けてくる。それは、嘘、捏造、卑怯、自分のことしか考えない日本人が跋扈している中で、ゲームアニメの中で唯一、日本人としての理想を体現できているのが桐生一馬であるから、その理想像に現状打破と夢を見ているのだと思う。こんな男に会いたいと。

自分もかなり単純な男なので、身体を鍛え、龍の背中は見せれないけど、あの男のように、理想の男に近づけていけたらと今更ながらの年齢でも思う。

来週の日曜日に都知事選が4年ぶりにある。緑のたぬきの再選だけは絶対避けて欲しいが、二重国籍のあの女も投票に値しない。元航空幕僚長の田母神も国防としての意識は高いが、あの腐ったオレンジの党、神谷の応援を受けているのも納得がいかない。ニヒリズムと虚無感で数々の著書を出している、内海聡がまさか政治団体を立ち上げ、立候補している姿は彼の中に何が?という思いがあるが、父親として遥を見守る桐生一馬のような、同じように娘を見守ろうとする男の生存本能が立候補を決めたのだと思う。勝てない戦いに臨まなくてはならない時も男としてある。それでも行かなければならない戦いもある。現役医師でもある内海聡であるが、著書内容を詳しく読み解くと相当な知恵者、頭がいい。何にも知らないそこらへんのバカは黙って内海聡に入れろと思うが、どうせ不在者投票など、創価学会選挙管理委員などが裏で結託し、不正に票を数えるのは明白。すると300万票というありえない得票数が何もしない、公約は守れない、自分のために東京都の金を使いまくる緑のたぬきに入ることになる。実際、今の日本の選挙は不正の上に堂々と罷り通っている。