数学者 高橋洋一
政治経済のニュースを見ていれば、自ずと高橋洋一のコラムに出会すことがあろう。元大蔵省(財務省)官僚であり、己の数学的センスを用いて、いろんな提言を行ってきている。YouTubeでも様々なチャンネルに登場し、自分の分析を語っていくのだが、これまた異常に腑に落ちる話しに結構驚かされることがある。何冊か読んではいたが、今読んでいるのがこの「文系バカが日本をダメにする なれど数学バカが国難を救うか」という本である。高橋洋一氏の神童ぶりが描かれてあり、その神童ぶりに改めて数学者という、頭脳明晰回路が常人と桁外れなエピソードに笑える。中学生ですでに東大の数学は問題なく解けていたとか、東大生時代の塾のアルバイト料が入省した給料より貰っていたとか、大蔵省の最初のLAN構築をプログラミングし完成させたとか。なんかレベルが違い過ぎる。その頭脳から文系バカと蔑視されても次元が違うからしょうがなくねぇ?ってな感じになる。
さらに小泉首相時代には数学、プログラムを使い国のバランスシートを作成、今もそのプログラムは生きていて、パラメーターの数字を変えると現状のバランスシートがすぐにわかるという。その他、郵便貯金、金利正常値計算、SARSウィルス感染拡大数ビンゴとかウルトラCを連発している。まぁ彼にしてみれば、その数値を得るための適切な数式を導き計算しているだけであろうが。
AI時代になったら映画ターミネーターみたいに機械が人間を襲うという俗説を一倒、「簡単、電源を抜くだけ」「AIって知能じゃないの、ただのプログラム」と眼から鱗論説もわかりやすい。
ということでアマゾンで買って読んでね。と初めてのアフェリエイトに初心忘れべからず。