復活Windows

diary

マイクロソフトの終焉を感じ、ほとんど使用していなかったWindowsノートPCを姪に譲った。古くはあったがSSD、Corei7のCPU、フル液晶(1920:1080)であったので普通の仕事ならこなせるPCであったと思う。完全Appleに移行するぞと決めた矢先、組合の青色申告ソフトがWindowsでないと起動できない難題が降り注いだ。白色申告で適当にと思っていた夢も絶たれた。

一応、ロートル対応があり、手書き提出もあるが、常に最先端と自負してきた自分には手書きは耐えられないし、計算自体に誤る場面が多々ある。ということで手放した矢先、Windowsの入力のためのPCを揃えなければならないことになった。単純にPC投資に余裕があれば、価格コムあたりで適当なものを探せばいいがその気力もない。

そんな悶々とした中、久しぶりに何かうまい手はないか?と考え検索していると、手持ちのiMacにWindows10を入れるアイディアが浮かんだ。BootCampとかいうやつである。早速てめぇのiMacの型番を調べるとギリギリ対応の2012年のインテルiMacであったのでスペック的には可能であるとわかった。マナブログのマナブ君が「あらゆる情報はググれば見つけられる」という格言があったので、それをつてに検索し続けた。

結局PCマナブさんの動画を参考にインストールすることになった。案ずるより産むが易しでとにかくやってみるのが正しい。このチャレンジ精神がPCスキルアップには必要であると久しぶりに感じた。トライアンドエラーの時間がその人の力になる。無事、スローモーションであったがWindows10をインストール出来た。パチパチ!

もう、十年ぶりというくらいのWindows初期設定画面で、こんな感じだったなという感覚も思い出せない。まぁ、PC画面の指示通り入力していけばなんとかなるので指示どおりに進めると、Macではすぐ認識するブルートゥースマウス、キーボードが全く反応しない。初期画面であるとその接続設定画面すら呼び出せない。また、壁にぶち当たり翌日、初期設定だけのためにUSBマウスとキーボードを購入するはめになった。Yamada電気で1800円の投資。

ブルートゥース設定画面でベアリングを試みるのだがなかなかマウスと接続できない。何度も再起動、設定画面でベアリングを試みる。すると何回かして「ベアリング認証番号を入れろ」と催促される。初期画面にあったWindowsからの情報を何度も入れるが失敗。たかがマウスでこの悪戦苦闘、いい加減にしろよ!と腹が立ってくる。ベアリング情報?とまた検索してみるとAppleMasicMouseの認証コードは「0000」だって、初めて知ったよ。いそいそと入力すると「接続できました」「どんだけマウス接続だけで俺の労力奪うんだ!?」と独り言をつぶやく。

そんなんで買い換えようと思っていたiMacがWindowsPCとして復活することになりましたとさ。おしまい。

P.S.

認証手続きを知らばくれてやろうと思ったが、押し入れからWindows8.1のソフトが見つかり、恐る恐るそのIDを入力したら認証できた。やったー!正々堂々認証してもらたので気持ちよく使えよう。また、マウスの縦スクロールのなぞりはこのWindowsでは出来ない。なかなか思い通りにはいかないのは世の常。