大馬鹿 立憲民主党

diary

安倍首相が辞任し、次の衆議院選挙では野党の巻き返しを期待していたが、党首枝野、政党名「立憲民主党」で早々に野党の敗北が露わになった。新たな国民の期待を示すにはキャッチーな政党名はもとより、新しいリーダーが顔になり一新されなければ、期待すら沸かない。ダメダメ野党の重鎮は奥に引っ込み、なるべく表に出ないで仕事をするのが正しい。ただでさえ、民主党政治に嫌気をさしていた感覚が記憶にある国民は、枝野の顔を見ると「こりゃ、だめだな」と当時の感覚がより一層思い出される。

立憲民主党の出で立ちは、ガタガタの民主党(民進党)が空中分解する際、当時、神風を吹かしていた小池百合子の「希望の党」にすがり、なんとか議員生活年収5千万を維持すべく、「政治理念」も「政治哲学」もない野党議員が寄ろば大樹の陰と小池百合子のスカートの下に入ろうとした輩である。その小池のスカートにも入れない、駆除された枝野がやけくそで結成したのが「立憲民主党」であり、たまたま駆除されたのが功をなし、排除宣言から支持率急降下の小池新党のコントラストで棚ぼた式に国政政党になった経緯がある。

野党再編は自称一兵卒の小沢一郎が最後の政治生命を賭けた大博打であり、国民民主党の玉木代表、れいわ新撰組の山本代表を融合し、政府自民に挑む戦いのはずであった。しかし現実は小沢の弟子である玉木が離党する形で分裂し、迷走をきたし、合同野党の礎は途絶えた。そしてとどめの政党名「立憲民主党」自分のエゴをこのように露骨に出す枝野。枝野はまず、菅直人と一緒に自分が犯してきた罪を謝罪し、国民に詫び、禊を済ませた上で改めて国会議員へ立候補するというのが筋であろう。離党届の須藤元気には離党させず受理せずといった、曖昧な態度でその場を凌ぎ、恩義をかけた山尾志桜里には、Twitterのやりとりで喧嘩別れになり、意味不明暴走バカ女の石垣のりこの手綱も操れない党首枝野がどうやって政治をするのか?

ということで政治手腕に関してはひたすら8年弱、安倍晋三の懐刀でスポークスマンに徹した菅義偉の方が遥かにまともであろう。しかし菅総理が消費税増税と財務省、経団連の犬となれば、これまた撃沈の日本丸になるのは避けられない。救世主伝説「ヤマモトタロウ」をひたすら祈るしかない。