同調圧力なんてクソくらえ

book diary

非常事態宣言下に30冊の読書を敢行しようと思っていたが、毎日が日曜日、年金受給者並の毎日にいつでも出来ると思うと無駄に時間を過ごしてしまって出来ていない。本自体は手当たり次第買っているのでそれを読破すればいいのだが。

YouTubeでホリエモンの動画を聞いていて、いかにもホリエモンらしい、この日本での息苦しさをものの見事に言い表している言葉だと感心した。もちろん、この感じは僕の中にもある。書店で徘徊するとこれがあるので、溜まっている本棚の本を思い浮かべながらも勢いで買ってしまった。

村上龍的な世の中の意識しない間違いが列挙されてあり、なるほどと思うとこが多々ある。「ウィルスよりも危険なのは思考停止と脊髄反射」「SNSの流行で一億総白痴化が進んでいる」「資格なんて単なる利権。実力は資格で測れるものではない」など短編で読める内容となり、それぞれの持論がわかりやすくそして面白い。

ホリエモンチャンネルでは100万人以上の登録があるがメルマガでは2万人から伸びないなどのコメントがあり、動画は見るが、活字は読めない輩が増えているとあった。日本人の3人に1人は日本語が読めないと橘玲が警告した裏打ちの現象がここにある。それがタイトル列挙したSNS一億人バカが進行しているところに符号する。

ホリエモンの発言には色々な炎上があるが、これは彼の哲学の文字送信であろう。その発言の真意も汲めないバカが現状も分からず発言している。そして自分の低脳さを露呈させている。海外では識字率が日本と比べて遥かに低いので、ネット上にある言葉の3割は日本語という離れ技をやってのけている。いいのか悪いのか?分からないが。

テレビ、新聞を見ない。好きなYouTube Premiumだけ見る生活を送り、全くCMを見ない生活の中で、テレビCMを見ることが購買意欲を植え付けていると改めて感じている。最近、欲しいなと思うギターもHal-caが弾いているので欲しくなったが、彼女のパフォーマンスを見なければ購買意欲も湧かかったであろう。無欲主義で生きられるのが情報遮断された生活なのである。

そしてその情報遮断された生活から、本当に欲しい生活とは何か?自分にとって最優先事項はどんなことか?などが漠然と見えてくる気がしている。やはり自分の時間と健康が一番大事である。