タクシードライバーのマスク

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昨日、乗車されたお客さんからマスクの強要をお願いされた。これについて考えてみる。

テレビウィルスに感染され、自分の頭で考えることが出来ない日本人と同調圧力に屈している日本人はほぼマスクを着用している。テレビウィルスに感染された人間はテレビ、新聞が流す恐怖に怯え、権力側の都合の言い方に誘導されていく。また、自己論理展開出来ない人間は軋轢を避けるためにマスクを着用している。

コロナウィルスは人工ウィルスであり、感染力は普段のインフルエンザより弱く、若干危険性はあるかもしれない。ビル・ゲイツ並みのAmazonは大量のマスクをパンデミックする前に用意しておいていたことからも、ある程度上の権力層にはこのウィルスパンデミックがわかっていたことになる。

コロナウィルスの大きさは100nmであり、マスクの繊維の間隔は5000nmである。武田邦彦氏によればウィルスの30倍の大きさがマスクの隙間にある。これは普通に考えればわかるが、呼吸できることは酸素を通すことであり、穴が空いていることになる。完全ウィルスシャットアウトのマスクが有るとすれば、その装着した者は窒息することになる。コロナウィルスは喉、鼻、目から体内に入り増殖することから、手に付いてあるコロナウィルスを直接体内に入れる防波堤としてマスクが有用性であるが、確実に侵入を防ぐことは出来ない。大便にあるコロナウィルスの通過力はトイレットペーパー20枚の貫通力があると聞いた。

タクシーは専門職であり、乗車を申し込まれた人を断れない。よって、コロナに感染した人間を病院に運ぶのは、ほぼタクシーということになる。風邪ぐらいの症状で救急車を呼ぶバカはいない。看護婦さんから届いたLINEにもタクシーは危険だとあった。先日の都知事選で落選した山本太郎はイギリスのコロナ統計からタクシードライバーの感染危険率は通常の3.7倍であると語っていた。介護従事者の3.2倍。コンビニ店員の2倍より高い数値である。つまりタクシードライバーは専門職であることでコロナ戦争の最前線に立たされていることになる。当然、医師、看護師はそれより高い危険度ではあるが防護策はタクシードライバーより取られてある。

その具体性によりタクシードライバーがコロナ乗客から自分の身を守るということで自分の意志でマスクをしているのは理にかなっている。しかし乗客からの要望に応える必要はない。なぜなら乗車時に体温測定をし、平熱なら乗せる、それ以外は降ろすといった選別をタクシーはしていない。自ら危険を賭して働くタクシードライバーにマスクを付けろと言うのは、乗ってきた乗客が感染したくないという自己都合によるものだからだ。そもそも病院から乗ってきた、アンタそのものは人畜無害なのか?と聞きたい。ただでさえ、病原菌がウジャウジャいる病院から無条件で乗ってきた輩に言われる筋合いはない。逆にこちらは危険を顧みず、無条件でお乗せしている。医療従事者と同じように感謝される立場であるからだ。逆に「保菌者かもしれないので、危険かもしれませんがよろしくお願いします。」という態度の方が僕は適切だと思う。

そんなことを考えながら強要してきた客の言われるままマスクをし、無事、安全に送り届けた場所で思った。個人タクシーであったのならそのまま「だったら乗るな」と返答してやる。