コンドル2~裏切りの諜報~
WOWOWドラマで久しぶりに最初から最後まで一気に見てみた。前作のコンドル1~狙われたCIA分析官~が結構スリリングな展開で面白かったせいもある。2作目のコンドル2~裏切りの諜報~も前作に負けず劣らずスリリングな展開になっている。命がけのスパイゲームがこのドラマの基本骨格なのだが、ギリギリのとこで展開されるセリフが死ぬか生きるかを演出し、巧みに自分の頭脳をフル回転してその場を凌いでいる姿勢が見事に描かれている。
最近は集中力が乏しくなり、たかがドラマを見るだけでも途中リタイヤという挫折が続いている。1話も完結するまで見続けられない。よって、ここ5年WOWOWのドラマは基本見てきたが、最近は飽きがきているのも否めない。その中で1日ではあるが50分のドラマを10話見続けたのは我ながらたいしたものである。それは単純にドラマの先が知りたいといった好奇心もある。逆に言えば好奇心を掻き立てるドラマが最近なかったとも言える。
さすがにドラマなので、ここまでの展開が実際に行われているか定かではないし、現状を知るよしもない。しかし、ロシアなどプーチン政権を批判した野党党首、工作員などはおもむろにポアされている。その命の危険性を考えれば、まだ日本の政治家などぬるま湯の中でピーチク、パーチク騒いでいるだけである。本筋を突いていくとこの平和ボケの日本でもSTAP細胞を擁護した笹井氏ようにポアされることもある。彼は自殺でなく他殺である。あれだけ精力的に研究費を集め、小保方氏の革命的なSTAP細胞を目の前で論文の補填も含め援護してきた人物が訳もなく自殺するわけがない。基本、日本では首を釣って自殺という他殺がよくある。
このような表には出ない黒い権力が裏にある。その権力と対峙して自分の身を守りながら政治を行うのが本物の政治家である。よって、黒い権力のいいなりの中曽根であったり、小泉であったり、安倍であったり、小池、二階などは延命しているわけだ。小渕恵三、橋本龍太郎、竹下登などは当然ポアされたと背景を調べればすぐ分かる。マスゴミ(高橋洋一氏が最近呼ぶマスコミの名称)は黒い権力の犬なので本質をスクープするわけないし、明らかに他殺であるのに自殺で一件落着という物語を書く。よって新聞、テレビが流す情報は馬鹿ように編集されたお知らせというわけだ。
とりとめもなくスパイドラマから飛んでみたが、それが本質である。