無責任国家日本

diary

ふと、無責任が溢れすぎている日本人が多いなと思いついた。「潔さと潔白」という言葉が日本人から消失した。安倍晋三始め、小池百合子、黒川弘務など挙げだしたらキリがない。責任など、どこに吹く風と厚顔無恥な輩が国家中枢まで跋扈している。これでは、小学生に美徳とか教えることができるんだろうか、大人が?鋭い子供なら「安倍総理はどうなの?」と即答し、答えに窮することになる。

目標とすべき、規範とすべき大人がいない。今の日本には。強いてあげるとすればトヨタの社長、豊田章男氏であるか。彼は自動車会社の社長が車の楽しさを伝えられなくてどうするんだ?というレーシングドライバーの一言に喚起し、自らレーシングドライバーになり商品開発してみたり、2014年のプリウス事故、アメリカ公聴会では見事に理路整然と跳ね退け公聴会の人間を黙らせたり、最近では未来の子供たちに夢を与えられるCMを作ってみたりしている。ソフトバンクを始め節税スキームでまともに法人税を払わない大企業が多い中、まともに法人税を払う様は見事に潔く日本人の魂を未だに保持している数少ない日本企業でもある。

下記の本が面白い。相変わらず日下公人は日本人の美徳を信じているが、現実とのギャップに頭が痛い。しかし希望というか信じる気持ちは大事なのかもしれない。